国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

ダイジャ
1991年 香川県
村人が竜王神社に雨乞いすると、小さい蛇が出てきたが、村人舘は小ささを不満に思ってあざけったところ、たちまち大蛇に変身し、尾は向かいの谷に、頭は社の大松にあごをかけていたという。

類似事例(機械学習検索)

(ゾクシン)
1986年 愛媛県
竜王神社には蛇がすんでいる。
類似事例

クロヌマノヌシ,ヘビ
1990年 秋田県
黒沼の主は小さい蛇だった。
類似事例

ノズチ,ツチノコ
1941年 徳島県
小さい蛇で、前転して追っかけるという。
類似事例

ダイジャ
1979年 茨城県
開墾しようとした土地には昔から住む大蛇がいたので、始める前に大蛇退散の祈祷をした。工事終了後の田植えの頃、大蛇が現れ、その姿を見た村人は死んでいった。人々は神社を建て竜神社と名付けて大蛇を祀った。
類似事例

ダイジャ
1959年 千葉県
ある貪欲な村人に無実の噂をたてられて悶死した住職が、後年大蛇になって寺に現れ、怨みを晴らしたいからあの村人に引導を渡すなと現住職にいった。日をおかずその村人は死に、その葬式のとき天が俄かに曇って棺に大落雷があり、村人の死骸は付近の神社や地蔵様に四散したという。
類似事例

ダイジャ,イワガミ,ウワバミ
1995年 愛知県
昔、大木ほどの大蛇が出てきて、村人を大変な目にあわせた。人々は侍に大蛇の退治を依頼し、その後、大蛇の頭を祭り、その頭をうわばみと呼んでいた。後にこの呼び方は岩神へと転換された。
類似事例

ヘビ,ダイジャ,ハクジャ
1968年 奈良県
土方が蛇にいたずらしたら、50匹ほど現れ、蛇の親分まで出てきたので、仕事を休んでお祭りをした。一升瓶ぐらいの大蛇と、ちょっと小さい白蛇が一緒にいたこともある。
類似事例

ヤマカガシ,カワノヌシ
1937年 愛知県
川などで首のところが黄色く輪になっている山かがしを見ることがある。首に輪をはめている山かがしは川の主の仮の姿だという。だから「小さいなあ」と言うと急に大蛇になるので、いくら小さくても「大きいなあ」と言わなければならない。
類似事例

ダイジャ
1976年 和歌山県
ウツブロ谷には大蛇がいるという。雨乞いに、この谷の岩の穴を丸太で突いて回り、谷を濁すことをやった。
類似事例

ダイジャ
1983年 愛媛県
竜口の谷に胴回り50センチもある白蛇がいた。この蛇は神通力を持っていて、風とともに峰から峰へ駆けるように飛んでいた。ケタの谷には地蔵が祀ってあり、旱天の時はここで雨乞いをしていた。このときに白蛇が現れると必ず雨が降る。ある年、雨乞いをしていると白蛇が現れ、村人をケタの山頂に導いた。村人はそこに池を築造し、お盆にはお礼踊りを行うようになった。
類似事例

〔アゴナシノジガミ〕,(ゾクシン)
1961年 愛媛県
鼻が悪いときに、あごなしの地神に願掛けをすると、治るといわれている。
類似事例

ダイジャ
1968年 茨城県
柳沢から大荷田に行く途中で大蛇が通り抜けられなくなった。祟りがあると考えた村人は、この場所に神社を祀った。その後大蛇は出てこなくなった。
類似事例

(ゾクシン)
1985年 福島県
子供は7つ前は左目が小さいといい、これは風吹神社の地蔵と関係があるらしいと思われている。
類似事例

オサキ
1988年 群馬県
オサキはネズミのような小さい動物で、尾の先が2つに割れているのだという。
類似事例

ダイジャ
1930年 静岡県
昔、爺さんと娘が行方不明になった。村人が山を捜索していると生臭い風が吹いてきて、水風呂桶のような頭の大蛇が現れた。そこに南部六という猟師が現れ、大蛇を退治しに向かったが、大蛇に殺されてしまった。その後、南部六の双子の娘が父の横死を知り、観音の加護をもって敵を討った後、巡礼の旅に出た。村人は蛇の祟りを恐れ、高徳の坊さんを頼んで蛇骨を埋葬して堂を建て蛇骨山大蛇院と名づけた。
類似事例

ヤモリ
1974年 長野県
信濃国松代の山里に、有名な力自慢の者がいた。水無月の頃に彼は友人と山に入ったところ、きわめて大きな蛇が出てきた。そこで彼は上あごと下あごを持って口を裂こうとして失敗し、鎌で大蛇の口から喉にかけて切り裂いた。その体の太い所だけを家に持ち帰ると、親は大蛇は山の神に違いなく、必ず祟りが起こるといって家を追い出した。里長が何とか宥めた。彼の身体に蛇の匂いがついて抜けず、医者が薬を与えると消えた。その医者が言うには大蛇ではなく野守だという。彼はその後、山に入って官木を盗んだ罪で死刑になったが、野守の復讐だと思われた。
類似事例

ダイジャ
1974年 兵庫県
古今著聞集・巻第21 707「蔵人所下人末重等丹波国桑原の山にして大蛇の難に遇ふ事」に載っている大蛇のいた谷は、村人の話によると桑原の西南の谷で、「いけん谷」だという。その中に「おそろし谷」があり、ここに大蛇がいたのだろうという。
類似事例

タタリ
1971年 静岡県
不良の源太が、悪さが高じて村人に殺され、村人はそれを喜んだ。村人が病気になり、源太の祟りだとわかる。地蔵様をまつったら病が治った。
類似事例

テング
1972年 千葉県
山の中に炭焼きに行き、仮小屋で婆さんが一服していたら、カヤ屋根の間から小さい手が出てきて「オコワ」と言った。「そんな小さい手じゃおえないから、大きい手を出せ」と言ったら、びっくりするほど大きな手が出てきた。天狗の仕業。
類似事例

キツネ
1959年 神奈川県
ある年の秋、村人が稲を収穫していると犬に追われた狐がやってきた。村人の一人が鎌を振り上げると狐は積み上げた稲に登り尾を立てた。すると村人たちは大水が出たと叫びながら騒ぎ出した。遠くの田の人がやってきて教えてやると村人たちは我にかえった。
類似事例

アマゴイ,ヘビ
1973年 富山県
村人は昔、沢川の樽見が池に雨乞いに出掛けた。この池の主は蛇で、蛇の嫌う古鎌を投げ入れ、水を貰って帰り、夕方境内で火を焚いて雨乞いすると大風雨になった。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内