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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

オイヌサマ,オウサキ
1981年 埼玉県
三峯様を祀る祠を造ったが、飼い犬を放したところ祠の前できばを出して唸ったかと思うと尾を巻いて逃げ出し、小屋に逃げ込んで震えていたという。お犬さまは本当にいるという。お犬さまを迎えるとおうさきは逃げるという。

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オウサキ
1981年 埼玉県
お犬さまをお迎えに行くと村まで来てくれることを信じない男が、慣例を破ってお犬さまと一緒に帰ることにすると、気持ちが悪く何かに後をつけられている感じがした。お犬さまは下山祝いの膳も食べたという。
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ムジナ
1976年 宮城県
ある爺さまが泊まり仕事で山小屋にはいっていた。そこへ婆さまが訪ねてきた。小屋についたときには真暗になっていたので、爺さまはムジナが化けたものかと思い、肌を確かめるために婆さまの腕を逆さにこすった。
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イヌノタタリ
1979年 長野県
犬地蔵は八重河内にある。犬を殺したところ、犬の祟りが生じたために祀ったという。
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ミツミネサマ
1967年 千葉県
5月2日は三峯様が出雲へ行く、三峯様のおたちの日である。この日に仕事をするとへんな死に方をするという。三峯様は4日に帰ってくるという。
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キツネ
2001年 青森県
昔、階上岳の麓の晴山沢というところに、人をよく騙す狐がいた。この岳の沢あいに爺さまと婆さまが住んでいたが、ある日の夕方、狐がこの爺さまに化けて婆さまの前に現れた。婆さまはこれを見破り、狐を殺してしまった。以来、この地には人を騙す狐はなくなったという。
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オイヌサマ,キツネ
1971年 岐阜県
串原の中山神社から7~8㎝ほどの焼き物のお犬様を頂いて来て、杭の上に小さな祠を作って祀る。10月19日の中山神社の祭りにはこのお犬様を持っていくが、途中で立ち止まると犬の霊が神社に戻ってしまうといわれている。お犬様は、キツネに憑かれた時に追い払ってくれる。
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イヌガミ
1951年 徳島県
普段はやさしい犬神持ちの人が、時折人に取り憑く。その人の家の裏には祠があり、鎮守様を祀っていた。その中に小さな犬の子を飼っていたことがある。
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バケモノ
1990年 秋田県
木切り小屋で犬を殺して食べたら、夜化物がきて29人の人の舌を抜いた。犬を食べなかった1人は逃げて、熊に助けられた。そこは三十人小屋といわれ、熊を祀った。
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オイヌサマ
1999年 岐阜県
狗狸などが憑いた場合、中山神社のお犬さまを借り受けて祀れば、忽ち離れるという。
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フドウサマ,ヤマイヌ
1949年 静岡県
病気の犬は不動様を祀る村へは入らない。これは不動様が犬を連れており、その犬の綱を握っているからである。病気の犬の危険性のある村では不動様を祀る。
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クダギツネ,(ツキモノ)
1988年 長野県
クダギツネが人に憑いたことがある。憑かれた人は、油揚げを食べたいと言った。三峯様の犬を借りてくると、憑き物が落ちるという。
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リュウジン
1941年 新潟県
祠の前で宴会をしていたが、そのうち泥酔して祠を投げ捨ててしまった。この祟りによって、祠に乱暴したひとは返らぬ人となり、大水害によって流されてしまったといわれている。
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イヌガミ
1958年 徳島県
鼻先の赤い、白い犬は人の生まれ変わったものである。犬神にするため土中に埋めて首を斬る犬もこの犬であるという。
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イヌガミ
1920年 徳島県
鼻先の赤い白犬は人の生まれ変わりで、犬神になるため土中に埋める犬もこの犬である。
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オウヒト
2000年 岐阜県
山中におう人という者がいる。猟師がおう人に、まろめ飯を与えたところ、おう人はお礼としてむじなをたくさん獲ってきてくれた。
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キツネ
1971年 山梨県
昔、坊さまがお膳にご飯をぶちまけて食べているのを女中が見た。次の日、峠のところで犬にくわえられ、坊さまは狐の正体を現した。
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イヌガミ
1949年 大分県
犬神の正体は犬ではなく、鼬よりも小さく口先が尖っている、外道と同様鼠のようなものだ、犬ではなく蛇だ、などと言われている。ただ、犬神に憑かれた人は他に噛付くと言われ、この点は犬らしく思われる。
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オイヌサマ
1987年 長野県
三峯様のお犬様を借りてきて縁側に箱を下ろすと,どさっと重い音がして病人が治った。
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イヌノクボイ
1940年 福島県
犬が尾を引いて長く吠えることをクボイカクという。犬がクボいたから誰か死ぬ人があるなどといわれている。
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ワカミヤサマ
1985年 愛媛県
二軒の家に不幸が続き、若い人が死んだので、拝み屋に拝んでもらうと、平家の落人さんが祀ってもらいたがっているといわれたので、祠を建てて若宮さまといって祀った。
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キツネ
1980年
はとり新兵衛という人が飼っている犬が、家の裏口に寝ていたきつねに飛びついたところ、きつねは驚いて逃げていった。2日ほど経って、今度はきつねが犬に飛びかかり、犬は逃げていった。しばらくして犬にきつねが憑き、犬は屋根に上って歩いていたが、2日ほど経って憑かなくなったという。
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