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番号 C2020501-000

呼称(ヨミ) ヤマイヌ
呼称(漢字) 山犬

執筆者

論文名 第12編 口頭伝承  第3章 世間話  3 山犬の話:(3)山犬の神様

書名・誌名 長野県史 民俗編 南信地方 ことばと伝承  
巻・号/通巻・号 2巻3号
発行所 長野県史刊行会
発行年月日 H1年2月28日
発行年(西暦) 1989年
開始頁 645
終了頁 645

掲載箇所・開始頁 645
掲載箇所・終了頁 645

話者(引用文献)

地域(都道府県名) 長野県
地域(市・郡名) 下伊那郡
地域(区町村名) 天龍村

要約 ある猟師が山の神に山犬の子が欲しいと願ったところ、二匹授けてくれた。ある時、猟に行くと何も取れなかったので、火を焚いていた。猟師は「俺は夕食食べて寝るが、何も取れなかったので我慢してくれ」と言うと、山犬が尻尾に水を付けて火を消すということを繰り返した。おかしいと思って木に登って見ていると、被せてあった蓑にかみついたので、殺すつもりだと悟って撃ち殺した。すると先祖に祟ったので供養した。憑き物があるときに、入れ物のほこりを払うと、憑き物が落ちるという。
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