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番号 C2020473-000

呼称(ヨミ) キツネ
呼称(漢字) きつね

執筆者

論文名 第12編 口頭伝承  第3章 世間話  1 きつねの話:(6)一の枝に手がとどくぞ

書名・誌名 長野県史 民俗編 南信地方 ことばと伝承  
巻・号/通巻・号 2巻3号
発行所 長野県史刊行会
発行年月日 H1年2月28日
発行年(西暦) 1989年
開始頁 633
終了頁 634

掲載箇所・開始頁 633
掲載箇所・終了頁 634

話者(引用文献)

地域(都道府県名) 長野県
地域(市・郡名) 飯田市
地域(区町村名)

要約 ある人が飯田の方へ行ったとき、昼寝していた狐に石を投げたら当たった。狐は痛そうな泣き声を上げて山の方へ逃げた。帰路、狐の寝ていたところに来るとにわかに薄暗くなり、日が暮れた。困ったと思っていると、向こうから弔い行列が来る。怖くなって道端の木に登ると、木の回りを回って、根元に棺を置いて火を焚いて帰っていった。棺が焼け落ちると中から死人が出てきて、木を上ってきた。その人がてっぺんまで上ると枝が折れて落ちた。悲鳴を上げると、辺りは元通り明るく、その人は土手の下に落ちていた。
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