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番号 C2020408-000

呼称(ヨミ) カワランベ,(カッパ)
呼称(漢字) カワランベ,(河童)

執筆者

論文名 第12編 口頭伝承  第2章 伝説  3 水の伝説:(7)かっぱの伝説

書名・誌名 長野県史 民俗編 南信地方 ことばと伝承  
巻・号/通巻・号 2巻3号
発行所 長野県史刊行会
発行年月日 H1年2月28日
発行年(西暦) 1989年
開始頁 591
終了頁 596

掲載箇所・開始頁 594
掲載箇所・終了頁 595

話者(引用文献)

地域(都道府県名) 愛知県
地域(市・郡名) 北設楽郡
地域(区町村名) 豊根村

要約 昔、天竜川にはカワランベがいた。話者の実家の前の川原にはカワランベがおり、綺麗な女性に化けて何かと手伝いをしに来てくれた。川原の淵の傍の橋の上で膳を何枚貸してくれというと、用意してくれた。礼を言って返すと、誰にも見えないように淵の中に入れた。客が来るたびに働いてくれたが、「蓼だけはくれるな」と言っていた。ある人が面白がって蓼を上げると、血の泡をふいて流れていった。それ以来、膳を貸してくれなくなった。
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