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番号 2400107

呼称(ヨミ) キツネ,タヌキ,タカボウズ,オオニュウドウ
呼称(漢字) 狐,狸,高坊主,大入道

執筆者 高田十郎

論文名 西播の狐憑

書名・誌名 民族と歴史
巻・号/通巻・号 8巻1号/通巻43号
発行所 日本学術普及会
発行年月日 T11年7月1日
発行年(西暦) 1922年
開始頁 268
終了頁 271

掲載箇所・開始頁 270
掲載箇所・終了頁

話者(引用文献)

地域(都道府県名) 兵庫県 和歌山県 福井県
地域(市・郡名)
地域(区町村名)

要約 狐が化けるには池の藻(睡蓮)を頭から被る。藻を被ってまず美人になり、さらに色々に変化する。水辺で美人になったときに「シリボ(尾)が見えるよ」といってやれば狐は逃げる。狐が成った衣類は暗夜でも縞目が見えるので見分けがつく。化物にあったときには見返ってはならない。見返ると恐ろしいものに変わって人を威す。「狸の七化け人取らず、狸の一化け人を取る」といい、狐は色々に化けるが人を殺すことはない。狸は芸が少なく高坊主に化けるだけであるが、人が見上げて呆れている隙に喉笛をかんで殺してしまう。紀州では硫黄のついたツケ木が狐除けとして用いられた。
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