国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

カード表示

番号 2366275

呼称(ヨミ) ヤマイヌ
呼称(漢字) 山犬

執筆者 国学院大学民俗学研究会

論文名 愛媛県喜多郡河辺村

書名・誌名 民俗採訪
巻・号/通巻・号 通巻昭和60年度号
発行所 国学院大学民俗学研究会
発行年月日 S61年10月1日
発行年(西暦) 1986年
開始頁 9
終了頁 105

掲載箇所・開始頁 102
掲載箇所・終了頁 103

話者(引用文献) 滝本福之

地域(都道府県名) 愛媛県
地域(市・郡名)
地域(区町村名) 喜多郡

要約 竹ノ瀬の滝本福之氏(大正6年生まれ)が父親ヨシタロウ氏から実体験として聞いたのだが、夫婦でムコヒラの村から帰る途中に夜の10~11時ごろに峠で休んでいると、暗闇の中に仔牛が寝ている。夜に牛に会ったらさわるものではないといわれていたが、ヨシタロウ氏は牛に近づいた。母親は父を引っぱって逃げ出したがどこまでいっても牛が現れる。そのとき餅をもっていることに気付き、投げてやると牛は消えてしまった。これは山犬に化かされたのだという。アイノヒラにはお札があるので、それより村の内では化かされないという。
類似事例

試験機能
この文献を探してみる →国立国会図書館サーチ

(内部利用者のみ)
国際日本文化研究センター データベースの案内