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番号 2181515

呼称(ヨミ) キツネツキ
呼称(漢字) 狐憑

執筆者 鈴木正彦

論文名 信州西筑摩の講(田立村)

書名・誌名 民間伝承
巻・号/通巻・号 8巻5号通巻83号
発行所 民間伝承の会
発行年月日 S17年9月5日
発行年(西暦) 1942年
開始頁 32
終了頁 36

掲載箇所・開始頁 35
掲載箇所・終了頁

話者(引用文献) 筆者の祖父

地域(都道府県名) 長野県
地域(市・郡名) 木曽郡
地域(区町村名) 南木曽町

要約 ある人が病気になったので御嶽講の先達に占ってもらうと、狐憑きといわれた。その後、村に2、3軒狐憑きがでた。狐がいうには、上垣という屋号の家で、食べ物をくれないので来たのだという。そこで村の者が上垣に掛け合ったが、上垣は狐など飼っていないと言った。その家の大黒さんを怪しんで川へ流したが、依然狐憑きは治らなかった。村の者は収まらず、ある夜大挙して上垣に押しかけて乱暴狼藉の限りを尽くした。上垣は代官所に訴えて勝訴したが、この件以来けちがついて家は絶えてしまった。
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