国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

カード表示

番号 1460523

呼称(ヨミ) キツネ,シラハタダイミョウジン
呼称(漢字) 狐,白旗大明神

執筆者 東洋大学民俗研究会

論文名 九 口承文芸

書名・誌名 旧中川村の民俗―岩手県東磐井郡大東町旧中川村―
巻・号/通巻・号 昭和47年度号
発行所 東洋大学民俗研究会
発行年月日 S48年6月
発行年(西暦) 1973年
開始頁 235
終了頁 317

掲載箇所・開始頁 288
掲載箇所・終了頁

話者(引用文献) 高橋千代氏

地域(都道府県名) 岩手県
地域(市・郡名) 東磐井郡
地域(区町村名) 大東村

要約 昔、狐が度々人を化かしたので、ある武士に相談したら、鉄砲をぶっかけるように言われた。狐は武士を恨んで仇をしようとした。武士が夜道で材木に腰掛けて煙草をすっていたら、いつの間にか土手に腰掛けていた。狐の仕業だと思い、気を落ち着けて「よせよせ、他に芸はないのか」と言ったら、狐が赤旗と白旗を掲げて見せた。このように性があるならと、狐は白旗大明神として祀られる様になり、化かされる人はいなくなった。
類似事例

試験機能
この文献を探してみる →国立国会図書館サーチ

(内部利用者のみ)
国際日本文化研究センター データベースの案内