黒狐 | クロギツネ | 怪異・妖怪伝承データベース

■	番号	1232140

■	呼称（ヨミ）	クロギツネ
■	呼称（漢字）	黒狐

■	執筆者	深瀬春一

■	論文名	伝説の福山

■	書名・誌名	旅と伝説
■	巻・号／通巻・号	4巻9号通巻45号
■	発行所	三元社
■	発行年月日	S6年9月1日
■	発行年（西暦）	1931年
■	開始頁	27
■	終了頁	35

■	掲載箇所・開始頁	32
■	掲載箇所・終了頁

■	話者（引用文献）

■	地域（都道府県名）	北海道
■	地域（市・郡名）	松前郡
■	地域（区町村名）	松前町

■	要約	昔、松前家が13代道広公の時、尻内山に黒狐がいるという噂が立ち、殿様がその川で裘を作ろうと、家臣にそれを命じた。狐を撃とうとすると暗闇になったが、原谷伴蔵という家臣が「君命だ」というと黒雲は晴れ、黒狐を撃つことができた。この肉を食べた中津源兵衛はやがて聾になり2、3年で死んだ。その後毎夜狐が現れ「皮を返してくれ」と哀願したが、殿様は皮を返さなかったという。類似事例

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