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番号 1070760

呼称(ヨミ) キツネ
呼称(漢字) きつね

執筆者 中央大学民俗研究会

論文名 山形県西置賜郡白鷹町 調査報告書

書名・誌名 常民
巻・号/通巻・号 31号
発行所 中央大学民俗研究会
発行年月日 H7年1月10日
発行年(西暦) 1995年
開始頁 1
終了頁 130

掲載箇所・開始頁 106
掲載箇所・終了頁

話者(引用文献) 樋口与一

地域(都道府県名) 山形県 
地域(市・郡名) 西置賜郡
地域(区町村名) 白鷹町

要約 道の下の沢のおまんきつね、小学校の下のおしんきつね、西側のおよねきつね、という3匹のきつねがいた。おかんばあさんという人は気丈で「狐になんか化かされない」と言っていた。鮎貝に行くとき、道にあったゴミ袋を「騙されないぞ」と蹴っ飛ばしたら、袋が逃げ出した。橋の下の鴨の群れにも「騙されないぞ」と石を投げたら、鴨は一度に消えてしまった。買物して帰り道、橋の所でばあさんの家の人が提灯を持って迎えにきた。ところがこれがきつねで、ばあさんはとうとう騙されて、尻尾で顔を叩かれて、びっくりして気絶してしまった。
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